「とりあえずやってみる」の本当の意味【重要性を解説】
「とりあえずやってみる」や、「すぐ行動しろ」など、最近良く聞きますよね。
ぼくもこれらの意見には賛成です。というか大賛成です。
だって、思ったことをすぐに行動に移せば、人生が豊かになりますから。
と思っていましたが、ほんとうの意味で「とりあえずやってみる」ということは、理解していませんでした。つまり、その良さを人に説明できる状態ではなかったのです。
「とりあえずやってみる」、ということについて
「とりあえずやってみる」「思い浮かんだらすぐ行動しろ」「ノリよく生きろ」
など、自己啓発的なことばが昨今、飛び交っているような気がします。
そしてそれらの本がベストセラーになっている通り、世の中が「とりあえずやってみる」という考え方に賛同しているような気がします。
でも、ほんとうの意味での「とりあえずやってみる」はどうなんだろう?
上っ面でしか、理解できていないのでは?と思う自分がいました。
でも最近、多くの挑戦をしたり書籍などに触れたおかげで、理解できてきたような気がします。
これから「とりあえずやってみる」の利点を説明していきます。
モチベ100%で失敗すると、二度と再開できなくなる
行動に移すまえに綿密な計画をして、勉強する前までにモチベーション100%となることは危険です。
もちろん普通の人は、その状態は長く続きません。
さらに短期間で結果を出そうとして失敗したので、「自分が悪い」「才能がない」などと決めつけてしまいます。
もしもモチベーションが100%の状態から行動してしまうと、
絶対結果出す!!頑張るぞ!!(モチベ100%)
→2ヶ月頑張ったのに結果が出ない(モチベ50%)
→おれは何をしても結果が出せない、ダメ人間だ…(モチベ0%)
と悪循環になってしまいます。(2ヶ月程度で結果が出るわけないのに)
モチベ50%くらいから少しずつ行動するべき
それから2ヶ月くらい勉強から遠ざかりました。そして「俺は努力しても結果が出せないバカだ」と自分を責めながら生きていました。
しかし、ある日の朝突然、「自分はばかだ。なら短期間勉強したって、結果は出なくて当たりまえ。ばかはバカなりに、毎日少しずつでもいいから努力しよう。」と思い、毎日少しずつ勉強しました。
そして勉強生活を半年以上送り、気楽に勉強することで長く続き、結果もついてくるようになりました。
とりあえずやってみるの精神で、「授業を受けてみよう」というモチベ50%の状態で受けていたら、「知らないから結果は出なくて当たり前じゃん」という風になりえます。
つまり、気軽にやってみることで、
とりあえず興味あるしやってみるか~(モチベ50%)
→あれ、結果でないな、でも準備してないし、仕方ないか
→次までに知らないことを潰していこう(モチベ70%)
→適当にやってたら色々分かってきたぞ、なんか面白いな(モチベ90%)
と、どんどん分かることが増えていき、それが面白く感じることにより、モチベーションが上がっていきます。
もしもやりたいことが頭に浮かんで、行動せずに計画立てでモチベーションを高めていたら、計画倒れになり、自信を失うことになります。
それに比べ、もとからモチベーション低く、ハードルを下げたままなら、徐々に成長する自分を見て、「おれすげーな!」と己に対して尊敬の念を見出すことができます。
もしもやりたいことが浮かんだら、「とりあえずやってみる」で気軽に挑戦してみればいいのは、人間の共通事項です。
そして結果が出なくて当たり前、出たら儲けもん、くらいの気持ちがちょうどいいですね。
Comments